医療現場の第一線で活躍できる医師になりたい。それを目標に、研鑽を積んできました。

幅広い疾患に対応できる臨床医になりたい。

大学を卒業し、母校の消化器内科に入局しました。
消化器内科を選んだのは、幅広い臓器を勉強でき、
良性疾患から悪性疾患まで多岐にわたる疾患を
学ぶことができること。
さらに、内視鏡手術など「治る」ことを
明快に実感できる科であると思ったからです。

そして5年目、私は食道を中心に診る診療グループに所属しました。
専門性がとても高く、研究も最先端のことをやっている。
専門分野に重きをおいて、
医学研究に取り組むことはとても大切なことです。
しかしながら、臨床医として幅広い疾患の患者さんを診ることにも
自分はやりがいを感じる。
その気持ちがつよくなったんですね。
医局にわがままをいって、大学での研究を週一回続けながら、
多摩北部医療センターに赴任させてもらうことになりました。
自分の医師としての所属先を変えること。転職。
これを決めて、実行するのは、勇気が要りましたね。

医師としてスキルアップできる喜び。

医学の進歩に伴って、医療は細分化している。
しかしながら、地域医療においては専門性に加えゼネラルに
診療できる能力が求められます。
多摩北部医療センターに移ってからは、
上部消化管(食道・胃)だけでなく大腸、
膵臓など幅広い疾患を診ています。
胆膵の内視鏡治療手技はここに来て身につけました。
胃・大腸の内視鏡治療は患者さんも多く、
たくさんの症例経験を積んでスキルアップすることができました。
修得した医療技術を提供して、
患者さんが元気になって退院できるようになる。
それは医師として何よりも嬉しいことです。

患者さんの訴える症状が、臓器一つの問題ではなく、
全身を体系的にみて、初めて診断がつくことも多いです。
地域の基幹病院である当院では、
幅広い疾患の患者さんを自分で診る機会に恵まれ、
診断力を向上させることができたと実感しています。

日々の診療のなかで得られた知見や、患者さんから学んだことを
学会発表や論文作成へと結びつけていくことは、
医療の質を高めると同時に臨床医のやりがいであり、
この点についてもさらに尽力していきたいと思っています。

いきいきと仕事できる環境に巡り合えて。

多摩北部医療センターは高齢の患者さんが中心。
治療だけでなく、退院後のことを考える機会が多いです。
最期は自宅で、という人がいる。心配だから、
病院で、という人もいる。
医師にとって大切な、「人を診る」ことを学べる環境だと思います。
臨床研究をやっている医師もいますし、私も週1回、
大学に研究生として通い、臨床研究の手法を学んでいます。
いろんな志向の医師が活躍できるフィールドがここにあります。
研修医のみなさんには、医師としての研鑽を積みながら
「自分がはつらつと仕事をできる場所」を見つけてほしいですね。
私自身、やりがいのあるこの病院に勤務して、
毎日充実した日々を過ごせています。

このページのトップヘ