基本的な診療能力から専門的な研修まで。医療人としてのベースが手に入る。

■ 多摩北部医療センター初期臨床研修プログラム

初期臨床研修プログラムの特徴および概要

当院は、救急患者年間約2万人、救急車約3,500台を受入れている急性期医療を主体とした多摩北部医療圏の中核病院です。
主疾患(専門的診療)はもちろん併存する疾患・病態に対する治療など総合的な診療が出来るようにプログラムを作成しています。

外科系は当然のこと、内科系も専門科(内分泌・代謝内科、循環器内科、腎臓内科、消化器内科、神経内科、血液内科、リウマチ膠原病科)に細分化され、各科の専門医が指導します。

内科研修は、循環器内科、消化器内科を必修とし、他は神経内科、血液内科、腎臓内科、リウマチ膠原病科、内分泌・代謝内科から選択研修することにより、プライマリ・ケアから専門的な研修ができるよう工夫しています。
2年次には当院の標榜科の中から研修医の希望に応じた自由選択できる期間として8ヶ月間を設定し、後期研修への移行が円滑に進むようなプログラムとなっています。

初期臨床研修病院群の構成

当院を管理型病院とし、下記協力病院・協力施設と共同して研修を実施する。

(1)臨床研修協力病院
  1. 国立精神・神経医療研究センター病院(精神科研修)
  2. 東京都立多摩総合医療センター(産婦人科・耳鼻科)
  3. 公益財団法人結核予防会 複十字病院(呼吸器内科)
(2)協力施設
  1. 医療法人社団ホスピティウム聖十字会 中島医院
  2. 医療法人社団実幸会 石橋クリニック

研修目標

医学・医療が高度化し専門分野の細分化が急速に進行することは時代の趨勢です。それだけにそれを担う医師が社会的な要請を充分に認識し、プライマリ・ケアの基本的な能力を身につけると同時に、医師としての姿勢や人格を涵養することが求められます。

初期研修に於いては、単に専門分野に関する医学的知識の勉学や診断・治療の習得だけではなく、日常診療で頻繁に遭遇する疾患や病態に適切に対応できるよう、基本的な診療能力(態度、技能、知識)を学習することが求められています。同時に、患者や家族の抱える様々な身体的、心理的、社会的問題も的確に判断し、医療チームの中で治療、看護、介護サービスなど、種々の方策を総合的に組織し問題解決を図る医師としての姿勢や人格を涵養することが重要です。

医療人の一人として、これまでの父権主義に基づく診療が可能な時代ではないこと、多数の協力者が存在して始めて診療が成り立ち得ること、医学の進歩に追従するためには生涯教育が必要であること、安全管理にも適切な洞察力を持ち対応し得ること、評価に耐える診療録の作成と対外的に発表しうる能力が求められていること、などを充分に認識し習得する姿勢と人格を形成することが初期研修の最大の目標です。

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