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後期臨床研修医

平成24年度シニアレジデント募集案内

応募資格
平成24年4月1日現在、医師法に定める2年間の初期臨床研修を修了予定の医師又は修了した医師
研修期間
平成24年4月1日から原則として3年間
募集コース
総合内科、消化器内科、循環器内科、血液内科、整形外科、小児科
募集人員
6名(うち、小児科2名)
採用選考(書類審査及び面接試験)
1.
提出書類
(1)
履歴書(指定用紙をダウンロード)
(2)
医師免許証(写し)
(3)
レポート (800字以内)
「志望理由及び興味を持っている医療について」
(4)
入院患者サマリー (5名分)
(注)
内科系志望者は、内科学会所定様式で記載のこと。整形外科、小児科志望者は、様式を問わない。なお、各症例につき指導医の署名捺印をもらうこと。
(5)
卒後研修責任者の推薦状
2.
提出期限
平成23年9月22日(木)必着
3.
面接試験日時
平成23年9月29日(木)又は10月1日(土)
(29日は午後、1日は午前、30分程度)
4.
合否の決定
面接試験後、概ね10日以内に本人へ連絡する。
身分及び処遇
1.身分
多摩北部医療センター非常勤職員
2.給与等
日額:23,400円、月:20日勤務(月額 468,000円程度)
(その他、通勤手当、宿日直勤務手当(30,000円/回)、救急業務手当(20,000円/回)等あり)
3.賞与
無し
4.社会保険等
健康保険、厚生年金保険、雇用保険、労災保険
5.宿舎
単身用14,000円/月、世帯用37,000円&42,000円/月(共益費含む)
(専用駐車場あり 9,500円/月)
その他
1.
東京医師アカデミーに参加
2.
学会等への参加可(参加費支給の場合あり)

<参考>当センターに於ける学会専門医・認定医の施設認定

  • 日本内科学会教育特殊施設
  • 日本老年医学会認定施設
  • 日本プライマリ・ケア学会認定研修施設
  • 日本内分泌学会認定教育施設
  • 日本循環器学会専門医研修施設
  • 日本血液学会研修施設
  • 日本消化器内視鏡学会指導施設
  • 日本消化器病学会認定関連施設
  • 日本神経学会専門医制度教育関連施設
  • 日本外科学会専門医制度修練施設
  • 日本消化器外科学会専門医制度指定修練施設
  • 日本整形外科学会研修施設
  • 日本眼科学会専門医制度研修施設
  • 日本脳神経外科学会専門医訓練施設
  • 日本泌尿器科学会専門医教育施設
  • 日本麻酔科学会認定病院
  • 日本リハビリテーション医学会研修施設
  • 日本病理学会研修認定施設A
  • 日本超音波学会専門医研修施設
  • 日本核医学会専門医教育病院
  • 日本医学放射線学会放射線科専門医修練機関
  • 日本小児科学会専門医研修施設
  • 日本がん治療認定医機構認定研修施設
  • 日本呼吸器学会特定地域関連施設
  • 日本糖尿病学会認定教育施設
  • 日本腫瘍学会認定研修施設
  • マンモグラフィ検診施設画像認定
  • 日本口腔外科学会関連研修施設
 
提出及び問い合わせ先
多摩北部医療センター庶務課庶務係
担当 新舘(しんたて) 鈴木 TEL:042-396-3811
e-mail:syomukakaricho@tamahoku-hp.jp

総合内科コース

● 研修概要

【総合内科】
1年目〜3年目:内科一般診療におけるcommon diseasesである感染症、特に高齢者で頻回に遭遇する気道感染症・尿路感染症・皮膚軟部組織感染症・消化管感染症の診断・治療に関して研修する。特に、感染症診断時に必須であるグラム染色や血液培養・尿培養・喀痰培養・無菌的検体培養の重要性を学ぶ。また、医療関連感染の予防に関しても研修します。

【循環器内科】
急性疾患により死に直面した患者をまずは救命、そして患者数が非常に多く多彩な循環器疾患を診断・治療するのが循環器科医です。循環器科での研修は、臨床の第一線を担う循環器専門医の育成を目標とします。
1年目は入院担当医として主要循環器疾患を研修するとともに、循環器診断に必要な各種心電図、超音波、核医学、心臓カテーテルなどの検査を実地に行い習熟します。
2年目は上記に加え、指導医のもとで実際の循環器外来診療に携わり、診療能力を高めます。また検査だけではなく経皮的冠動脈形成術、永久ペースメーカー植え込み術など侵襲的治療の術者としての研修も開始します。
3年目は内科認定医、または専門医の資格を取得後、循環器専門医を目指した研修を充実させます。 研修を通して症例報告からresearchまで学術活動を指導し、希望があれば専門研究機関への紹介を行います。

【消化器内科】
1年目:消化器内科配属後、実際に病棟主治医として入院患者の診療に当る。病棟診療では上下部消化管、肝胆膵の各分野の主要疾患を研修する。消化器救急医療、癌化学療法、緩和医療などをバランスよく経験することが目標です。同時に消化管造影検査、腹部超音波検査、上部消化管内視鏡検査の研修を開始する。上部消化管内視鏡検査が独立して行えるようになった段階で、大腸内視鏡検査の研修を開始します。内視鏡的止血術、ポリペクトミー、内視鏡的粘膜切除術(EMR)、内視鏡的逆行性胆管膵管造影検査(ERCP)、胆膵内視鏡治療、内視鏡的粘膜下層剥離術(ESD)などの助手をおこないます。消化器内視鏡学会、消化器病学会にも積極的に参加し、症例報告などを行います。
2年目:引き続き病棟診療に当るとともに止血術、ポリペクトミー、EMRなどの内視鏡治療の術者となります。肝臓分野では肝生検、PEITなどを術者として経験します。2年間の研修中に日本内科学会認定医師資格を取得し、消化器病学会専門医、消化器内視鏡学会専門医資格を得るための実力を養うことを目標とします。

【神経内科】
神経内科は、脳血管障害から内科系疾患に関連する代謝性疾患そして神経変性疾患と幅広い領域に関わる疾患を扱います。そのためには、内科一般の正確な知識が必須です。
神経内科の研修は、全身の神経所見を正確にとることから始まります。そして神経放射線学的検査、電気生理学的検査、病理学的検査を読みこなし、正しい診断と治療へと進んでいく能力を習得します。 1年目 内科系の不得意な分野の研修、ERにおける研修
2年目 脳外科、リハビリテーション科など関連科の研修、神経内科において専門研修を行います。
3年目 神経内科において専門研修神経病理は健康長寿医療センターで行います。

【内分泌・代謝内科】
1年目〜3年目:代謝・内分泌領域における専門研修。まず専門領域における基礎的研修を行います。ついで、実戦的研修として、教科書通りの落ち着いた典型例ではなく、多疾患に紛れた例や、感染症・呼吸循環不全時に顕在化した代謝・内分泌症例を扱います。患者さんを大切にすること・内科知識の基本的な押さえがしっかりしていることなど、臨床診療の土台がある程度できていることが前提であり、必要に応じた総合的診療を行えることが重要です。糖尿病診療においては、病態の把握、合併症治療だけではなく、患者さんに対する療養指導が重要な診療の分野となります。コメディカルの教育指導を含めチーム医療のリーダーともなる心構えと実践力を身につけることが必須です。尚、内分泌検査として、甲状腺エコーは必修です。

【血液内科】
当科に在籍する3名の日本血液学会専門医(兼同指導医)が、指導にあたります。
当科には、都内多摩地区や近隣の県より、造血器悪性腫瘍(白血病/骨髄異形成症候群,悪性リンパ腫,骨髄腫)の症例が紹介されてきます。前身が多摩老人医療センターであり、高齢者の診療実績が豊富なため、高齢の症例については高次医療機関からの紹介もあります。研修医の方には、これらの症例に対する入院診療を通じて、正確な臨床診断の進め方と、QOLを重視した治療方針の立案の実際を学んでいただきます。一方当科では、造血幹細胞移植療法は実施しておらず、同療法の実際を研修することはできません。頻度はまれですが、その他の血液疾患(再生不良性貧血,各種の溶血性貧血,血液凝固異常症など)の診療を経験することも可能です。
1〜2年目:骨髄穿刺,骨髄生検などの検査手技に習熟し、その正しい評価の方法を学習します。標準的な化学療法を行い、効果判定、副作用対策、支持療法(輸血療法や感染症対策)を適切に行えるようします。 3年目:非定型的な症例の診断へのアプローチの方法や、再発・化学療法不応など難治例に対する治療方針の決定など、個別の問題に、文献的な考察も交えて対処できる臨床的能力を培います。

● 研修コースモデル

1年次 内科系不得意分野 救急 ER(他院)
2年次 内科(一般内科)又は各専門科
3年次 内科(一般内科)又は各専門科
4年次 内科(一般内科)又は各専門科

※希望専門科が明らかな場合は、1年目から各専門科の研修コースに入ることもできます。

● 主要症例の実績と目標症例

主要疾患 入院数 経験目標症例数
内科 気道感染症 60 3例/1ヶ月
尿路感染症 20 3例/1ヶ月
皮膚軟部組織感染症 10 1例/1ヶ月(夏季を中心に)
消化管感染症 20 2例/1ヵ月
循環器 虚血性心疾患 220 12例/3ヶ月
急性心筋梗塞 54 6例/3ヵ月
不整脈 220 6例/3ヵ月
心不全 240 12例/3ヵ月
消化器 胃潰瘍及び十二指腸潰瘍 52 20例/1年
肝炎、肝硬変 33 20例/1年
炎症性腸疾患(潰瘍性大腸炎 クローン病) 3 2例/1年
胆石症及び胆のう炎 48 10例/1年
消化管良性腫瘍(腺腫など) 75 10例/1年
消化管悪性腫瘍    
食道癌 5 2例/1年
胃癌(早期胃癌含む) 30 10例/1年
大腸癌(早期大腸癌含む) 25 10例/1年
胆道系悪性腫瘍(胆嚢、胆管、膵) 21 5例/1年
肝細胞癌 7 5例/1年
神経内科 脳梗塞急性期 250 50例/3ヶ月
髄膜脳炎 20 5例/3ヵ月
てんかん発作 40 10例/3ヶ月
パーキンソン病・パーキンソン症候群 50 15例/3ヵ月
遺伝性小脳萎縮症 10 2例/3ヵ月
アルツハイマー病 20 5例/3ヵ月
重症筋無力症 1 1例/6ヵ月
筋萎縮性側策硬化症 6 1例/3ヵ月
筋炎など筋疾患 2 1例/3ヵ月
ウェルニッケ脳症など栄養障害 5 1例/3ヵ月
内分泌 糖尿病 163 40例以上
脂質異常症 60〜80 10例以上
甲状腺機能障害 8 10例/3ヵ月(外来中心です)
副腎疾患 17 3例/6ヵ月
下垂体疾患 15 2例/6ヵ月
カルシウム代謝異常症 60 3例/6ヵ月
性腺疾患 2 1例/1年
血液 白血病 45 ≧2例/3ヶ月
骨髄異形成症候群(MDS) 33 ≧2例/3ヶ月
悪性リンパ腫 52 ≧2例/3ヶ月
骨髄腫 18 ≧1例/3ヶ月
その他の血液疾患 31 ≧2例/3ヶ月

● 主要手術の実績と目標手術

主要手術 手術数 経験目標手術数
上部消化管内視鏡検査 763 200例/1年
大腸内視鏡検査 481 100例/1年
上下部消化管ポリペクトミー、粘膜切除術 70 20例/1年
経皮的冠動脈形成術 91 12例/3ヶ月
ペースメーカー交換・植え込み術 18 3例/3ヶ月

消化器内科コース

● 研修概要
消化器病診療に関する基礎的事項の理解から診断能力の育成、向上、診断および治療内視鏡手技の習得まで幅広く一貫した研修を行い、研修を通じて消化器関連各学会専門医レベルの知識および技能を修得することを目標とします。
当施設は多摩老人医療センター時代からの伝統を引き継ぎ、外来および入院患者ともに高齢者の占める割合が多いという特徴があります。また救急指定病院、地域医療支援病院として救急の症例が非常に多いことも特徴です。
大病院とは異なり、当科では、指導医が研修医にマンツーマンで指導を行います。
指導医の数に限りがあるため、受け入れ可能な後期研修医の人数は年間1〜2名程度です。 しかし、当科では後期研修医それぞれの個性を尊重し、個々人にあった最適な研修が受けられるよう配慮しています。

● 研修コースモデル

一年次:
病棟主治医として、実際に入院患者を受け持ち、消化器病診療の基礎を習得します。
指導医のもと、上下部消化管、肝胆膵疾患の診断から治療方針の決定、実践、インフォームドコンセントを含めて幅広く経験します。
当科では、消化器内科救急から慢性疾患の管理、消化器癌化学療法、ターミナルケアまで幅広い研修が可能です。
消化器内科医として、外科や放射線科など関係各科へのconsultation、連携が円滑に行えることも目標となります。
また週1回程度救急外来を担当し、内科一般の救急診療に従事する。
専門領域にかたよらず、一般内科領域の入院患者も受け持ち、内科医としての総合的な臨床能力を磨きます。
消化器内科医として、後期研修1年目では、腹部エコー、消化管造影検査は独力で施行できる必要があります。
さらに、消化器内科医にとって必須である内視鏡の研修も開始します。
内視鏡機器の取り扱い、洗浄、消毒などの基礎的事項を習得します。
消化管検査モデルを使用し実際の内視鏡操作法を練習します。
上級医の検査を見学し、同時に生検などの介助を行います。これらの過程を経た後、実際の患者に対する上部消化管内視鏡検査を開始しますが、一ヶ月程度は上級医の指導のもとで抜去時の観察を行います。手技が安定したと認定された場合、挿入、観察を許可します。
一年間で200例程度の上部消化管内視鏡検査数を経験することが目標となります。
上部消化管内視鏡検査を習得した後、大腸内視鏡検査の研修を指導医のもと開始します。
消化器関連の研究会や消化器病学会、消化器内視鏡学会にも積極的に参加します。
二年次:
一年次の研修を通じて、病棟主治医として、独力で業務をこなせる診療レベルに達しているはずです。
二年次も引き続き病棟主治医として診療にあたる。救急外来の担当医として、救急診療も継続します。
また、引き続き上下部消化管内視鏡検査に従事します。
二年次は全大腸内視鏡検査を200例以上経験し、独力で施行できるレベルに達することが目標です。
また上級医による上下部消化管治療内視鏡治療やERCP、胆膵治療内視鏡の助手を務め、理解を深める。肝生検やPEITが独力で行えるようにします。
引き続き学会に積極的に参加し、症例提示などを行います。
三年次以降:
治療内視鏡の研修を開始します。上級医の指導の下で、クリップ法、HSE局注法、アルゴンプラズマ凝固法などの内視鏡的止血術、内視鏡的異物除去術、食道静脈瘤結紮術、食道静脈瘤硬化療法、上下部消化管ポリペクトミー、内視鏡的粘膜切除術などの術者となります。また診断的ERCPの研修を開始します。
なお、研修医の能力に応じて、二年次の途中から治療内視鏡の研修を開始することも可能です。 内視鏡診断能力、治療内視鏡の手技に磨きをかけるため、さらなる研鑽を積みます。初期レジデントの指導も行います。
上級医の指導の下で、胆膵内視鏡治療(EST、EPD、内視鏡的結石除去術、ステント挿入術)やESD(内視鏡的粘膜下層剥離術)といったさらに高度な内視鏡治療の研修を行うことも可能です。
学会にも引き続き積極的に参加し、成果を発表します。
3年間の研修中に日本内科学会認定医資格を取得し、消化器病学会専門医、消化器内視鏡学会専門医資格を得るための十分な実力を養うことを目標とします。

● 主要症例の実績と目標症例

目標症例件数(1〜3年次)
上部消化管疾患
(診断および治療)
上部消化管出血:30例
逆流性食道炎、食道潰瘍: :20例
胃十二指腸潰瘍:50例
食道癌:10例
胃癌:20例
下部消化管疾患
(診断および治療)
大腸良性腫瘍:60例
大腸癌:20例
炎症性腸疾患:10例
虚血性大腸炎:10例
感染性腸炎:10例
薬剤起因性腸炎:10例
下部消化管出血:20例
肝胆膵疾患
(診断および治療)
ウイルス性肝炎、肝硬変:30例
アルコール性肝炎、肝硬変:30例
NASH:10例
肝細胞癌:10例
薬剤性肝障害:10例
胆嚢、総胆管結石:30例
急性胆嚢炎:10例
急性胆管炎:30例
閉塞性黄疸:30例
膵炎:20例
膵癌:10例
そのほか 癌化学療法:20例
ターミナルケア:20例
年次、手技ごとの目標例数
  1年次 2年次 3年次
上部内視鏡
観察 200 300 300
治療(止血、ポリペクトミー、粘膜切除術、食道静脈瘤治療) 助手 能力に応じて(指導医とともに) 随時
治療(ESD) 助手 助手 能力に応じて(指導医とともに)
大腸内視鏡
観察 50 200 300
治療(止血、ポリペクトミー、粘膜切除) 助手 能力に応じて(指導医とともに) 随時(指導医とともに)
ERCP
通常造影 助手 能力に応じて(指導医とともに) 随時(指導医とともに)
治療(EST、胆道ドレナージ) 助手 能力に応じて(指導医とともに) 随時(指導医とともに)
消化管造影検査
上部消化管造影 随時 随時 随時
小腸造影 随時 随時 随時
注腸造影 随時 随時 随時
イレウス管挿入 随時 随時 随時
腹部超音波
通常検査 随時 随時 随時
穿刺、生検 能力に応じて 随時 随時
PEIT 能力に応じて 随時 随時

循環器内科コース

● 研修概要
既に指摘されて久しいですが、我が国は高齢化社会であり年々高度化しています。併せて生活習慣病による心血管疾患も増加しており、循環器医は今まで以上に高齢者医療のスキルを身につける必要があります。前身が老人医療センターである当院は、病院全体として高齢者医療に対する高い技術の蓄積があり、皆さんは有益な研修を積むことが出来るでしょう。
当院は、ICUとの兼用ですが6床のCCUを擁し、北多摩地区の地域指定病院に指定されています。常勤の循環器スタッフ5名のもと地域の循環器救急医療を担い、超高齢者を含め心カテーテル検査、経皮的冠動脈形成術、ペースメーカー植え込み術など侵襲的治療を盛んに行っています。また当院循環器内科の特徴として狭義の循環器内科だけではなく、腎臓内科も含包している点があります。近年腎疾患と循環器疾患の関係は広く認知されており、循環器医は腎疾患についても深い知見を持つべきです。当科においては循環器・腎疾患における侵襲的治療、透析療法について研修プログラムを用意しています。
また、当院における研修のみによっても日本循環器学会認定循環器専門医を取得する要件は満たされますが、同専門医研修カリキュラムに基づいた達成目標を完遂するべく、アブレーション、ロタブレータ、ICD移植、先天性心疾患および心臓手術などは希望があれば常勤循環器スタッフの所属医局である都内大学病院での研修を行うことも可能です 。

● 研修コースモデル

期間:
3年
対象:
原則シニアレジデント1年修了者
方法:
レジデントと指導医の共同診療

● 主要症例の実績と目標症例

  1年次 2年次 3年次
心エコー 100(指導医とともに) 150 200
心臓カテーテル(右心,CAG、LVG) 100(指導医とともに) 100(指導医とともに) 100(指導医とともに)
PCI 30(指導医とともに) 30(指導医とともに) 30(指導医とともに)
経静脈的一時ペーシング 10(指導医とともに) 10 10
心臓電気生理検査 2(指導医とともに) 2(指導医とともに) 2(指導医とともに)
永久ペースメーカー移植 10(指導医とともに) 10(指導医とともに) 5
心膜穿刺 2(指導医とともに) 2(指導医とともに) 2

整形外科コース

● 研修概要
整形外科外来・病棟診療に従事し、脊椎疾患(頚椎、腰椎)・関節疾患(変形性関節症、膝内障)・大腿骨頚部骨折を主とする外傷など整形外科の基本的疾患の診断と治療・手術手技を理解・習得します。
手術のみならず検査・保存療法・リハビリテーションに関する知識・技術を習得します。

● 研修コースモデル

1年目
入院患者担当医・救急外来担当で整形外科疾患の診断、治療の基礎を学びます。入院患者の担当医として指導医とともに診療を行います。まず助手として手術を経験します。基本的な手術手技習得を行い、その後骨折を主とした基本的な手術を執刀します。救急外来における基本的な診療を学びます。
2年目
入院患者の主治医として診療に従事する。外来診療を行います。手術内容は外傷中心ですが徐々に脊椎・関節疾患などの待機手術も執刀します。
3-4年目
引き続き入院、外来診療を行います。外傷、脊椎・関節疾患など幅広く整形外科疾患に対応できるようになることを目指します。
なお症例検討会、抄読会は毎週行っており全員参加が原則です。また各自研修中に最低1回は学会発表(症例報告)を行います。ER研修や、腫瘍・小児など症例数が少ない分野については必要に応じて他病院との連携を予定しています。

● 主要症例の実績と目標症例

主要疾患 入院数 経験目標症例数
大腿骨頚部骨折 46 15例/12ケ月
大腿骨転子部骨折 40 15例/12ケ月
その他の骨折 96 20例/12ケ月
頚椎疾患 27 2例/12ケ月
胸腰椎疾患 140 10例/12ケ月
変形性股関節症 12 2例/12ケ月
変形性膝関節症 21 3例/12ケ月
膝内症 16 2例/12ケ月
手の外科関連疾患 4 2例/12ケ月
脊椎圧迫骨折 28 10例/12ケ月
その他 87 10例/12ケ月

● 主要手術の実績と目標手術

主要手術 手術数 経験目標手術数
人工骨頭置換術 35 15例/12ケ月
大腿骨転子部骨折に対する観血整復内固定術 39 15例/12ケ月
その他の骨折手術 99 15例/12ケ月
胸腰椎手術(除圧術、固定術等) 75 5例/12ケ月
頚椎脊柱管拡大術 19 1例/12ケ月
人工股関節置換術 13 1例/12ケ月
人工膝関節置換術 23 3例/12ケ月
膝関節鏡視下手術 17 2例/12ケ月
手の外科・神経関連手術(腱鞘切開含む) 21 3例/12ケ月
その他の手術(抜釘、腫瘍等含む) 60 10例/12ケ月

小児科コース

●小児科診療理念
小児医療は究極の地域医療です。社会的責任を抱えた保護者が、医療に割ける時間的社会的負担は限られています。多摩北部医療センターでは、これらの状況に応えるため、地域密着型の小児医療を展開しています。

●小児科診療内容
症例数は、年間新入院1.200人程度、専門外来(救急外来含まず)延べ14,800人、救急外来延べ7,700人、救急車対応は700~800程度です。
当院では、地域診療所では診断や治療が困難な専門疾患や、緊急重症疾患を主体に診察しています。
当院の位置づけは、二次救急入院管理を中心とし、日本小児科学会の「わが国の小児医療提供体制の構想」の中では、地域の小児科センター(入院管理体制の整った小児科、二次救急までを365日、24時間担う)として、存在しています。東京都北多摩北部医療圏域において、三次救急までを統括する都立小児総合医療センターや、地域診療所(一次)、保健所、療育施設と連携をとり、コミュニティーベースの医療を展開しています。

●後期研修医研修目標
(1)医師としての倫理および責任を自覚し、社会に貢献するタフな精神を養う。
(2)基礎医科学に基づいた有機的な知識を習得し、病態を把握する思考力と的確な判断力を養成する。
(3)病院に限定せず、社会との連携を考慮した医療を実践できる広い視野を養成する。

●小児科研修プログラム
多摩北部医療センターのみでは、充分な研修とはいえません。当院で研修できない科目については、特別連携病院である都立小児総合医療センターと協同で研修を実施しています。また、療育病院や保健所、児童相談所などでの研修も盛り込んでいます。

●研修コースモデル

1年次 主に病棟を中心にcommon diseaseなどの小児科としての基礎を学ぶ
2年次 専門必須研修(新生児科、ICUなど)専門外来研修(神経、内分泌、腎など)
半年間は、都立小児総合医療センターにおいて、新生児科、集中治療科、麻酔科など専門必須研修を行う。
半年間は、当院において専門外来研修、希望があれば、細菌検査研修など基礎系の研修も可能。
3年次 専門科研修(循環器、腎、内分泌など)将来の専門分野外来など担当
半年間は、都立小児総合医療センターにおいて、より高度な専門分野研修を行う。
半年間は、当院において、病棟・外来研修を行う。将来の専門分野外来を自分で担当してみることも可能。

● 主要症例の実績と目標症例

主要疾患 入院数 経験目標症例数
呼吸器疾患(気管支炎・肺炎、RSを含む) 373 30
喘息 158 20
急性胃腸炎(脱水も含む) 149 20
熱性けいれんなど神経疾患 139 20
尿路感染症・腎疾患 28 5
川崎病 36 10
重症心身障害児・奇形症候群など 23 5
新生児一過性多呼吸・無呼吸 18 5

● 指導医・シニアレジデントからのメッセージ

臨床研修管理委員長 村﨑 理史

当院は武蔵野台地の中央にあり、都心へのアクセスが容易でありながら八国山緑地やトトロの森などの近傍に位置する豊かな緑あふれる環境にあります。近接宿舎や保育園を完備し、女性医師を含め研修に専念できるよう配慮されています。
当院は東村山市における地域医療支援病院、東京都脳卒中急性期医療機関、そして東京都CCUネットワーク加盟病院として多彩な救急医療を担っています。さらに悪性腫瘍と高齢者医療、そして小児医療を病院の重点目標に据えており、対応する専門スタッフも充実しています。リアルワールドにおける最前線医療の臨床研修を経験できるでしょう。

小児科後期研修医 河野千佳
私は、多摩北部医療センター小児科で後期レジデント1年目として働き始めた河野千佳と申します。当科は約3年前に新しく増設された、いろいろなことにチャレンジ精神旺盛な小児科です。スタッフは経験豊富な医師から、歳の近い医師まで年齢層も幅広く、いろいろな視点・角度から物事を考えられるのでとても勉強になっています。
研修は当院のみで完結せず、当院にない分野に関しては他施設での研修も予定しており「どんな子供も診る」という目的のもと、幅広い研修内容となっています。
私は第一期生なので当院で研修を積んだ先輩医師はおりませんが、自分次第でこの3年間はとても貴重なものになり得るだろうと信じています。興味のある方はぜひ一度見学にきてください。お待ちしています!

小児科後期研修医 豊福明和
私は、昨年の10月から後期研修医として、当院で働かせていただいています。1人の同期と共に頑張っています。当院の特徴としては、一般病院ですが、睡眠時無呼吸症候群、てんかんや内分泌疾患の負荷試験また心身症などの専門的な疾患の入院患者さんもたくさんいることです。わからないこともたくさんありますが、日々勉強になり、大変充実した時間を過ごしています。
上級医の先生方は手取り足取り教えてくれるという考え方ではなく、まずは自分たちで考えてやってみろという教育方針の先生方です。私は、このような病院で研修させていただけて嬉しく思っています。自分で考えてやってみたいという人にはとても良い環境が整っている病院だと思いますので、ぜひ一度見学にいらっしゃってください。

福利厚生

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