多摩北部医療センター「たまほく」

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小児シナジス外来

当院では、シナジスの接種を外来で行っています。

外来は予約制で、月曜から金曜の12:00から12:20までです。

シナジスとは、秋から春にかけてはやるRSウイルスによる細気管支炎の重症化を抑制するために作られた注射のお薬です。RSウイルスは、乳幼児に呼吸器感染症を引き起こす重要な原因ウイルスで、早産のお子様や生まれつき呼吸器や心臓に病気を持っている赤ちゃんが感染すると重症化することがあります。

そのため、早産児(35週以下で生まれた赤ちゃん)、慢性肺疾患と呼ばれる呼吸器疾患で治療を必要とした赤ちゃん、生まれつきの心臓病を持つ赤ちゃんが接種の対象となります。

RSウイルス感染症には有効な治療薬がないため、予防することが大切です。

しかし、RSウイルスは容易にその姿を変容させるため、ワクチンを作ることができません。シナジスは人工的に合成したモノクローナル抗体で、これを摂取することでワクチン効果を狙った薬です。しかし、これはワクチン程の予防効果は期待できません。それは、抗体を体内で合成しているのではないからです。ですから、RSウイルスによる重症化を抑制するために、摂取した抗体の減少に合わせ、月に一回ずつ流行期を通じて繰り返し接種する必要があります。

外来は、秋から春にかけて、RSウイルスの流行期に開設します。

早産または、持病をもたれた方が対象となるため、出生された病院、かかりつけの先生からの紹介により、予約を受け付けております。