小児睡眠障害外来
何故睡眠をとるのか。睡眠時間はどれくらいが最適か。適切な睡眠をとらないとどうなってしまうか。睡眠は人生の半分を占めています。しかし、その睡眠に関して多くは解っていません。しかし、最近では就業中の居眠りから起こる事故などから、睡眠の重要性は医学のみならず社会的にも認識されるようになってきました。
しかし、いまだに小児に関しては不明な点がたくさんあり、医学的にも社会的にも充分に認知されているとはいえません。また、発達成長期にある小児は、生理学的にも精神的にも著しく変化するため、診断や治療適応の決定が困難であることも一因です。睡眠障害には、睡眠自体が障害されるものから、何らかの器質的障害によって睡眠が乱れるものと様々です。そしてその結果としては、頭痛や腹痛などの不定愁訴とそれに伴う不登校、落ち着きがないとか切れやすいといった精神症状、さらには成長障害や易感染性など、多様な症状を呈します。いずれも、社会的に認知されていないため、本人は誤解や不適切な取り扱いのため、二次的な心的トラウマに悩まされてしまうこともしばしばみられる現象です。
睡眠障害の一番の問題は、これら症状を抱えている患者や周囲の者たちが、この症状と睡眠障害が直結しないことにあります。その結果、どこに相談してよいのか解らないうちに事態が深刻化してしまうのです。勿論、全てが睡眠で解決できるわけではありませんが、睡眠の異常が肉体や精神に多大な影響を及ぼすことは事実です。これらを睡眠ラボで科学的に検証し、適切な生活指導と治療を進めるのが睡眠外来です。 新生児の無呼吸発作から、思春期の睡眠障害までを対象に心理発達カウンセリングを含めて対応いたします。

